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短期投資か長期投資か
走っているバスに乗るか、止まっているバスに乗るかと訊かれたらあなたはどちらを選びますか?
走っているバスに乗るのは危険で、振り落とされて大怪我をするかもしれませんが、うまくいけば最速で目的地に着くことができます。
止まっているバスに乗るのは安全ですが、いつ走り出すのかわかりません。まもなく発車するかもしれませんが、5年も10年も止まったままかもしれません。
これは投資スタンスの問題です。
走っているバスに乗るというのは上昇中の動きの良い銘柄を買って、短期間で浅い利幅をとって売り抜ける投資手法のことです。利幅は薄くても資金の回転がよいので繰り返すことによって大きな利益をあげることが可能です。
止まっているバスに乗るというのは、安値圏に放置された銘柄をゆっくり買って大きく上昇するのを時間をかけて待つ投資手法です。
どちらの方法でも利益を上げることができるので、どちらが正しいとはいえません。その人の性格や能力、相場の状態によって向いている方法を選んでください、と言えば体よく逃げていることになるかもしれません。
相場の動きの激しい時代は走っているバスに乗る人が短期間で利益をあげています。でも、これは運と才能が必要です。
止まっているバスの強味は安全性ですが、完全に安全かといえばそうとも言えません。止まっている理由が気になります。通常はたまたま市場の関心が向いていないだけということが多く、その場合は問題ありません。
業績が悪く、極端な安値まで落ちているのなら倒産の危機が水面下で囁かれているのかもしれません。それでも、すぐ倒産しなければ利益を出すことは可能ですが、たくさんある銘柄の中で、そういう銘柄をわざわざ投資対象に選択する必要はないでしょう。
どちらのタイプでも成功者がいますが、いつもいつも相場の動きが激しいとは限りません。
人生は長いという前提に立つならば基本的には止まっているバスに乗るのをおすすめしたいと思います。
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