« 不動産融資が急増 | メイン | このサイトの趣旨 »

人の行く裏に道あり花の山

人が行かない裏道にきれいな花が咲いている・・・

この格言は、人は人気に左右されやすく、高値圏で買って安値圏で処分売りしてしまうことが多いことに対する戒めです。人気が一方的に傾いているときはちょっと頭を冷やして冷静になることが必要だと言っています。

投資理論の中には、多数派に乗った方が儲かるか、少数派に乗った方が儲かるかという議論もありますが、この格言はそれに言及しているわけではありません。

株式投資家のうち、儲かっている人と損をしている人のどっちが多いかといえば、損をしている投資家の方が明らかに多いのです。しかし、一定の期間をとって損益計算をした場合には必ずしもそうとはいえません。平均株価が一直線に上昇しているような時期にはほぼ全員が儲かっているということもあり得ます。バブルの頃には下がる銘柄を探すほうが難しかったのですから・・・
でも、うらやましがることはありません。当時の投資家は例外なくほぼ100%、その後大損をしています。
期間をならせば、やはり損をしている投資家の方がはるかに多いのです。

株価上昇期には悲観論などをうだうだ言わずに、素直に相場に乗ってしまうほうが賢い行動です。問題はどこでブレーキをかけるかです。
実際には、どこでブレーキをかけるかではなく、ブレーキそのものを掛けられない投資家がほとんどです。
ブレーキをかけることが出来る投資家はそれだけで素質があるかもしれません。

株価が上昇し、人気絶頂になったときにその銘柄を売り、様子を見る、または不当に安値圏に放置されている銘柄に注意が向くようになれば、投資家としては一人前です。

人の行く裏に道あり花の山

これは常に少数派たれ、という意味ではなく、人気の乗った銘柄の裏に安値に放置された次の上昇銘柄があることを示唆した相場格言なのです。



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://from51.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/18